診療科・部門内科

内科の外来診療について

一般内科、循環器、呼吸器、消化器、腎臓、透析、感染症、総合診療、その他の診療、検査を担当しています。

※初診時には紹介状が必要です。外来診療は予約制です。予約時間をお守りください。

循環器内科

救急科と連携しながら24時間365日体制で、すべての循環器救急患者の受け入れを行っております。

主な対象疾患:狭心症、心筋梗塞、心不全、不整脈、心臓弁膜症、高血圧、心筋症、閉塞性動脈硬化症、肺血栓塞栓症、深部静脈血栓症、ペースメーカー管理、植え込み型除細動器 (ICD) 管理、肺高血圧症、先天性心疾患、大動脈疾患など

施行可能な治療:標準的な心不全治療、経皮的冠動脈インターベンション(PCI)、ペースメーカー植え込み、末梢動脈疾患に対するカテーテル治療(EVT)、大動脈バルーンパンピング(IABP)など

宮古島内には心臓血管外科による手術が施行可能な設備がありません。急性大動脈解離などの緊急手術が必要な循環器疾患に関しては、陸上自衛隊のヘリコプター等で沖縄本島の高度医療機関に搬送します。
その他の宮古島内で施行不可能な待機的手術等に関しても、沖縄本島等の医療機関と連携し、依頼しています。まずは当院でご相談ください。

また、地域の中核病院として周囲の医療機関と密に連携しています。より多くの患者さんの紹介を受け入れ、専門的検査・治療後は逆紹介を推進し、より円滑な地域連携を目指しています。

宮古島は、人材や医療機器の供給が不安定であり、医療資源が限られています。その中で、宮古島内ですべき診療と高度医療機関に依頼するべき診療を総合的な判断で選別しながら、地域で協力し合い、長期に持続可能な地域の循環器医療を目指しています

診療実績

循環器内科診療実績 2023年度
診断カテーテル 253
PCI(うち緊急PCI) 89(44)
EVT(シャントPTA除く) 10
IABP 7
ペースメーカー植え込み(新規) 15
ペースメーカー交換 7

施設認定

・日本内科学会認定医制度教育関連病院
・日本循環器学会認定循環器専門医研修関連施設

スタッフ紹介

宮石 裕介
役職:循環器内科 医師
2006年卒
日本内科学会 認定医
日本循環器学会 専門医・指導医
メッセージ:
はじめまして。
令和8年4月に赴任いたしました。
海なし県出身の私にとって、こちらでの生活は何もかも新鮮で充実した日々を過ごしてい
ます。
宮古島において重要な医療拠点である宮古病院で、狭心症や不整脈、心不全などの循環器
疾患を中心に治療しています。
島民のみなさんの健康な生活に貢献できればと思いますので、どうぞよろしくお願いいた
します。

藍原 和史
役職:循環器内科 部長、臨床研究センター長
2011年卒
日本内科学会 認定医
日本内科学会 総合内科専門医・指導医
日本循環器学会 専門医・指導医
日本心血管インターベンション治療学会 認定医・専門医
浅大腿動脈ステントグラフト実施医
心不全緩和ケアトレーニングコース(HEPT)修了
臨床研修指導医
メッセージ:
2022年11月より着任いたしました。
前任の米田恵寿先生が20年にわたり築き上げてこられた当地域の循環器医療を大切に受け継ぎながら、島民の皆様が安心して医療を受けられるよう、より良く、そして持続可能な循環器医療体制の構築を目指しております。
日々の診療に加え、医療過疎地域における循環器医療をテーマとした臨床研究にも取り組んでおります。また、臨床研修センター長を兼任し、次世代の医療人育成にも携わっております。
「臨床・研究・教育」の三本柱を大切にしながら、地域に根ざした循環器医療に少しでも貢献できればと考えております。

谷 道人
役職:循環器内科 医師
2018年卒
日本内科学会 内科専門医

学会発表等

(症例報告を除く)
2023/8/4 CVIT2023 学術集会, Kazufumi Aihara, Michito Tani, Shunsuke Higa, Keiju Yoneda
“Epidemiology of Acute Coronary Syndrome in Isolated Islands: A Retrospective Cohort Study in the Miyako Islands”

2023/11/26 第343回日本内科学会九州地方会, 比嘉駿介、藍原和史、谷道人、岸本信三「心臓外科常設施設のない離島における重症ACSの治療戦略」

2024/7/26 CVIT2024 学術集会, Kazufumi Aihara, Shunsuke Higa, Tomoka Zukeran
“Treatment Strategies and Outcomes of Patients with Acute Coronary Syndrome Requiring Cardiac Surgery on Remote Islands without Cardiac Surgical Facilities”

2025/7/18 CVIT2025 学術集会, Kazufumi Aihara, Shunsuke Higa, Tomoka Zukeran
Incidence, Characteristics, and In-Hospital Outcomes of ST-Segment Elevation Myocardial Infarction in Remote Islands

2025/10/30 全国自治体病院学会 in群馬、藍原和史、瑞慶覧友香、谷道人
「宮古島における重症循環器疾患の緊急海上搬送:医療資源の限られた離島の実態」

呼吸器内科

気管支喘息、COPD、肺癌等の患者さんが通院しています。当院で抗癌剤治療も行っており、本島の専門病院とも連携し治療を行っています。

【内視鏡検査数】

平成30年度 令和年度 令和年度 令和年度 令和年度
気管支鏡検査 67 75 95 52 14

スタッフ紹介

日暮 悠璃
具志堅 弘樹

消化器内科

1.消化器内科の特徴

離島の地域中核病院として全般的な消化器内科検査・治療を心がけておりますが、2014年より順天堂大学の伊佐山浩通先生の定期的な指導により胆膵内視鏡の充実化、2020年からは県立南部医療センターこども医療センターのサポートにより月2回の肝臓専門外来および小腸・大腸カプセル内視鏡ができるようになり、2022年からは多根総合病院(大阪)より定期的なスタッフ派遣をいただき早期胃がん・大腸がんに対するESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)も行えるようになりました。
常に幅広くサポートを確保し、各分野におけるエキスパートの先生たちに指導を賜り、絶えず若手を受け入れ、院内では総合診療科・内科・外科・放射線科、院外では島内地域の医療機関の先生たちや本島の医療機関とも連携し、包括的かつ継続的な医療体制を維持できるように勤めております。

消化管疾患: EMR、ESD、EVL、EIS、消化管ステント留置術、TAE など
肝疾患: 肝生検、抗ウイルス治療、ステロイド治療、TACE、TAE、PSE など
胆道疾患: ERCP、胆道鏡、EHLを含めた胆石治療、EUS-TA、EUS-BD など
膵疾患: ERCP、膵管鏡、EHLによる膵石処置、EUS-TA、EUS-CD など
※ 当院にて放射線治療は行なっておりません。

2. 施設認定

日本消化器病学会専門医関連施設
日本内視鏡学会指導連携施設

3. 機器・設備

上部消化管内視鏡
EG-840N
EG-L600ZW7
EG-840TP

下部消化管内視鏡
EC- L600ZP7
EC-L600MP7
EC-L600ZW7
EC-760ZP

小腸内視鏡
EI-580BT

十二指腸内視鏡
ED-580T

胆管・膵管鏡システム
Spy Scope DSⅡ

超音波内視鏡
EG -580UR
EG -740UT

4.検査数

2020年 2021年 2022年 2023年 2024年
上部消化管内視鏡(EGD) 847 808 780 1200 1152
下部消化管内視鏡(CS) 650 646 677 887 919
胆膵内視鏡(ERCP) 117 204 200 235 248
超音波内視鏡(EUS) 192 122 106 200 176

5.スタッフ紹介

 


※ワークシェアを図り、自分や家族との時間を大切に働けるように心がけております。色々な勤務体制にもできるだけ対応できると思っております。一緒に宮古島で働いてみた内視鏡医を募集しております。いつでもご連絡ください。

6. 学会発表・執筆

第122回日本消化器学会九州支部例会/第116回日本消化器内視鏡学会九州支部例会
・「胃壁内膿瘍に対し超音波内視鏡併用ドレナージが奏功した1例」 武市由希子
・「胆嚢十二指腸瘻を介したrendez-vous法による術前胆管ステント留置が有効であった1例」小林潤一

胆と膵 2023 Vol.44 1201~1209
・「慢性膵炎による膵管狭窄に対するStenting strategy」 新里雅人

第109回日本消化器内視鏡学会総会
・「胃壁膿瘍として発症し診断に難渋した消化管間質腫瘍の一例」小泉葵

第56回日本膵臓学会大会
・「感染性被包化壊死に対する金属ステントを用いた経皮内視鏡的ネクロセクトミーの有用性」小泉葵

第61回日本胆道学会学術集会
・「EUS下肝管胃吻合(EUS-HGS)ルートからRandez-vous法を用いることで右肝内胆管のドレナージに成功した一例」小泉葵

7. 共同研究

「日本国内におけるヘリコバクターピロリの地域特性に関する研究」
実施責任者:山岡吉生 先生(大分大学医学部 環境・予防医学講座 教授)
施設:琉球大学医学部附属病院、県立八重山病院、県立宮古病院

8. 地域医療連携

第2回宮古島健康フェスタ講演 「宮古で上手に“がん”になるために」2024.03.20

第3回宮古島 「宮古島のこれから 皆さんのために宮古病院ができないこと、できなくなりそうなこと」2025.02.02

腎臓内科

2026年度は腎臓を主に担当できうる医師が残念ながら不在となっています。
1週間に1度,本島の病院から血液透析の条件設定や慢性腎臓病の外来をしていただく医師を確保することが精一杯の状況です。透析患者さんに対して内科スタッフや総合診療科スタッフが可能限り対応していますが,今までと対応できる範囲が異なることをご理解ください。スタッフ不足により,旅行者透析や短期滞在透析,腹膜透析患者の旅行時処方なども全く対応できません。腎生検やシャント狭窄・閉塞に対する血管内治療も前年度までと比較してかなり縮小せざるを得ない状況となっております。
引き続き,2027年度以降の腎臓担当内科医の確保に県全体で対応して参ります。
当院で対応できなくなった検査・治療に関しては、本島の医療機関に連携して対応します。

リウマチ膠原病内科

関節リウマチ、乾癬性関節炎、脊椎関節炎などの関節炎疾患、全身性エリテマトーデス(SLE)、血管炎などの難病指定疾患である膠原病を中心に、診断から治療まで行っています。

患者さんの病状を改善し、できる限り通常の日常生活を送っていただくことを目標に、それぞれの患者さんにあった治療の選択肢を提供します。

スタッフ
與那覇 匡

診療内容

関節リウマチ、乾癬性関節炎、脊椎関節炎などの関節炎疾患、全身性エリテマトーデス(SLE)、血管炎などの難病指定疾患である膠原病を中心に、診断から治療まで行っています。

 

「みゃ~くCKDプロジェクト」

2024年度より、宮古島市にて「みゃ~くCKDプロジェクト」が始動しました。
このプロジェクトは、慢性腎臓病(CKD)の早期発見および早期介入を通じて、末期腎不全(透析導入)への進行を予防することを目的としています。
健康診断などで腎機能の低下や尿検査で異常を指摘された際は、どうぞ遠慮なく当科へご紹介ください。
※当科を受診いただく際は、原則として紹介状が必要です。お近くのクリニック等を通じて当院へご紹介いただきますよう、お願いいたします。

透析

当院での透析は毎週月曜日~土曜日、午前8時30分から行っております。夜間透析や旅行透析は行っておりません。

令和6年度
腎生検 7件
維持血液透析新規導入 20人
シャントPTA 68件

治療装置数    13台
最大収容能力  26人

糖尿外来

毎週1回(木曜日)に定期外来を行うとともに、より専門的な治療が必要と思われる糖尿病の患者様に対して応援医師により、糖尿病療養指導士とともに、月に1回(火曜日)糖尿病外来を行っています。

院内感染対策について

当院では院内感染症対策委員会を中心にして、院内感染を予防するため以下の活動を行っています。

 ①情報の収集・整理・分析

細菌検査室による分離菌状況の把握
薬局による抗菌薬使用状況の把握
各種感染症の院内サーベイランス
定期的な院内感染症小委員会の開催
院内・院外の講師による感染症に関わる講演

 

②情報の提供及びアドバイス

細菌の薬剤感受性情報の提供
適切な院内感染予防対策のためのアドバイス

 

③院内システムの構築と対策の推進

各種院内感染対策のための院内マニュアル作成

 

④毎週水曜日感染ラウンド