診療科・部門脳神経外科

脳神経外科の理念

「離島であっても常に国内の標準的脳神経外科医療を受けられる」

脳神経外科は199312月に開設されました。その3年前には、宮古島で発生した脳挫傷の女性を迎えに来たヘリコプターが悪天候により墜落し医師を含む4名の方が亡くなるという痛ましい事故が起こっていました。亡くなった方にとってはもちろんですが、専門的治療を受けられなかった患者さんにとっても大変不幸なことでした。やはり「離島であってもあたりまえの治療は受けられる」ということは、離島住民の悲願であったと思います。当初は琉球大学、次いで福岡大学から医師が派遣され脳神経外科は続いてきました。23か月の間、脳外科医不在の時期はありましたが、2007年から再開となり2012年からは福岡大学脳神経外科からのご協力により常勤医二人体制となりました。またそして近年ますますなくてはならない治療法となってきている血管内治療も2016年から専門医を迎え本格的に行える体制が整っています。

基本方針

「島内で完結する脳神経外科救急診療を維持する」

脳神経外科診療の中で大きな比重を占めるのが救急診療です。脳卒中は突然起こります。

そして対応が早ければ助かる命や後遺症も、時間がかかってしまうと手遅れになることもあります。そのために私達は島内で十分完結できるように治療体制を整え、24時間・365日これを維持し続けます。

「島内で完結する脳神経外科救急診療を維持する」

脳神経外科診療の中で大きな比重を占めるのが救急診療です。脳卒中は突然起こります。

そして対応が早ければ助かる命や後遺症も、時間がかかってしまうと手遅れになることもあります。そのために私達は島内で十分完結できるように治療体制を整え、24時間・365日これを維持し続けます。

スタッフ紹介

山本 聡 部長 S61卒 医学博士 日本脳神経外科学会 専門医・指導医

高原正樹 医長 H22卒 医学博士 日本脳神経外科学会 専門医・指導医
日本血管内治療学会 専門医

診療内容

近年は心房細動を持病に持つ方が脳梗塞を発症する心源性脳塞栓症が増えています。当院では救急医を中心にこの病態を疑う救急搬送の連絡が入った時点から「tPAモード」が発動し内科医・脳外科医を加えたチーム医療体制が開始されます。t‐PA静注療法はもちろんのこと、条件と病状によって機械的血栓回収療法(Solitaire,Penumbra,Sofiaflow)をすぐに開始できる体制をとっています。また2020年から血管内治療に最適なバイプレーン血管造影システム(SIEMENS)を 導入しました。超急性期閉塞性脳血管障害や動脈瘤治療におけるコイル塞栓術等の治療において、より安全・迅速 な治療を提供出来るようになりました。また後に列挙するように診断機器・手術用機器も必要十分に揃っており、脳神経外科疾患については全国の標準的医療レベルはクリアしており、十分に島内で治療を完結できるものと考えています。

外来診療は週2回午前中のみと限られていますが、これはできるかぎり救急診療に対応できる体制を維持する目的によるものです。そのため症状のある方は外来日にかかわらず診療致しますので、新患の受入れは常時行っています。ただし検査や手術などで診療できないことがあるため、受診前に電話にてご確認ください。

また当科は日本脳神経外科学会認定教育訓練施設に指定されており、教育関連施設としても機能しています。

 

過去5年手術グラフ

 

血管撮影

主な設備

  • 1.5T MRI(GE Signa HDxt
  • 64列CTGE Optima CT660Pro,Work Station
  • バイプレーン血管造影装置 (SIEMENS Artis zee BA Twin PURE)
  • 神経内視鏡(オリンパス軟性鏡、Striker硬性鏡)
  • 手術用顕微鏡(Zeiss OPMI Pentero Flow800
  • 脳神経外科用手術台(Mizuho MST7201)
  • CODMAN black MAX, E-MAXなど手術機器一式