診療科・部門放射線科

スタッフ紹介

渡口真史 2008年卒業
日本医学放射線学会 放射線科診断専門医
日本IVR学会 IVR専門医

放射線科は画像診断、放射線治療、画像下治療(IVR: interventional radiology)、放射線治療に大きく分かれます。当院には放射線治療機器がないため、放射線治療ができませんが、月に一度、本島から放射線治療医を招聘して外来枠を設けており、放射線治療が必要な患者に対応しています。また、よく訓練された放射線技師が総勢14人在籍しており、365日、24時間体制で、各診療科の依頼に対応できるシステムが構築されています。

当院放射線科の役割

放射線科では画像診断と画像誘導下で行う局所治療(IVR:インターベンショナルラジオロジー)を行っています。

画像診断

基本的に読影依頼のあったCTMRI画像を詳細に読影し、適切な診断、治療へ繋げることができるよう努めています。また、適切かつ必要十分な情報が得られるように、各画像の撮影前に検査目的に応じて撮影方法を細かく指示しています。状況に応じて、検査当日に結果説明ができるように、迅速な読影レポート作成を行っています。

IVR

頭部と心臓以外の血管内治療を基本とし、他の診療科からの依頼により、CTガイド下生検やドレナージも適宜行っています。カテーテルを用いて肝細胞癌に対する肝動脈化学塞栓療法や、透析シャント狭窄に対する血管形成術、消化管出血や外傷等による救急疾患に対する緊急動脈塞栓術から、副腎静脈サンプリング等の診断目的の血管造影に至るまで、幅広く対応しています。また、近年、有効性が報告されている症候性子宮筋腫に対する子宮動脈塞栓術も施行可能です。

診療実績 IVR

2018年 診療実績 症例数
透析シャントPTA 31例
肝細胞癌TACE 8例
外傷性出血 4例
大腸憩室出血 4例
部分脾動脈塞栓術 3例
BRTO 2例
血管奇形 1例
副腎静脈サンプリング 1例
産科出血に対する動脈塞栓術 1例
2019年 診療実績 症例数
透析シャントPTA 24例
肝細胞癌に対するTACE 6例
大腸憩室出血 5例
血管奇形 2例
動脈瘤塞栓術 2例
副腎静脈サンプリング 1例
BRTO 1例
急性膵炎に対する動注療法 1例
CTガイド下生検 3例

地域の皆様へ

当科では、検診にて皆様が受けられている胸部単純X線写真の読影を各診療所、クリニックより依頼され、専門医によるチェックを行っています。また、皆様が当院の救急外来や一般外来を受診し、受けられたCTMRI等の精密検査に関しても詳細に読影し、レポート作成を行っており、安心して受診し、診療を受けられるように努めています。

医療関係者様へ

当科は、放射線診断専門医が1人での診療体制ですが、上記の通り、宮古島唯一の基幹病院として各科の依頼に幅広く応えられるような体制が整っています。放射線科として、離島でありながらも、各診療科の“医療の質”を向上させるシステムが構築されていると言えます。