診療科・部門リハビリテーション科

リハビリテーション科の理念・診療内容

リハビリ科を毎週木曜日の13時から15時、装具外来は、ニーズに応じて月曜日、木曜日の14時から行っております。小児疾患を持つ患者の活動を最大限に回復させ、積極的な自立を促すことを目標に診察を行っています。

外来小児リハビリテーション
運動発達しょうがい児の運動発達促進訓練、呼吸訓練、言語訓練、嚥下訓練を行なっております。義肢装具士と連携し装具や補助具設定、家族への療育相談・指導を行いながら、地域療育支援施設へつなげてシームレスな療育ができるように支援しています。

各種療法士によるリハビリテーション

理学療法(PT)Physical Therapy
理学療法とは病気、けが、高齢、障害などによって運動機能が低下した状態にある人々に対し、運動機能の維持・改善を目的に運動、温熱、電気、水、光線などの物理的手段を用いて行われる治療法です。
当院では入院早期よりリスク管理の上、起居動作から歩行など基本動作に対して、『解剖学』『生理学』『運動学』的に分析し、具体的な治療プログラムを身体・精神・環境面から立案・実施します。

作業療法(OT)Occupation Therapy
日常生活のさまざまな動作・作業を運動・精神面で分析し、動作・作業を介してその人らしい生活行為の獲得に向けアプローチします。
特に当院急性期医療として手の外傷後のリハビリや、社会復帰に向けての職業関連動作、「高次脳機能障害」のリハビリにおいても理学療法士や言語聴覚士と連携し獲得を目指します。

言語聴覚療法(ST)Speech-Language-Hearing Therapy
言語聴覚療法は、病気やケガ等により身体に障害をきたし日常生活が不自由になった患者さんの「話す」「聞く」「読む」「書く」「食べる」「飲み込む」等に対して、コミュニケーション機能向上、経口摂取再獲得などを目的に、言語訓練、構音訓練、摂食・嚥下訓練を行なっております。
身近な方とコミュニケーションがより容易に行えるよう、また、社会復帰や「再びお口から食べたい」という願いを叶えるためにお手伝いさせて頂きます。

スタッフ紹介

本永 英治

日本リハビリテーション学会指導医・専門医
日本プライマリケア連合学会認定指導医・認定医
家庭医療プログラム指導医
日本内科学会指導医 総合内科専門医
日本専門医機構・総合診療専門プログラム指導医
日本病院総合診療学会認定医・指導医

ひとこと

リハビリ科では筋電図の検査を施行しております。神経筋伝道速度の検査は随時計画的に行っておりますが、複雑な針筋電図や全身の神経伝導速度を測定する場合には、1名あたり時間が1~2時間程要するために、紹介により調整しながら行っております。

時間の設定はすべてリハビリ科医師・本永に直接予約願います。曜日と時間をすぐに指定いたします。