総合診療科
総合診療科のご案内
当院に総合診療科が創設された2015年以降、総合診療の名の通りあらゆる疾患を幅広く診療してきました。手技(外科手術、内視鏡検査、心臓カテーテル検査など)が必要な症例は臓器専門家と協力しながら診療を行っています。病院全体の医師も潤沢ではないため、臓器専門家が専門領域に集中できるよう多くの患者を診療できるよう努力しています。
家庭医療学を基盤に診療しており、疾患だけでなく患者さんの全体像を把握し全人的医療(社会的問題、精神的問題)を提供できるよう、多職種と連携しながら診療を行っています。また今年度の特徴は神経内科医・リウマチ膠原病内科医も当科に所属し入院患者を診療しています。そのため診断困難症例などに対しても皆の知識を振り絞って診療に臨んでいます。
当院の附属診療所(多良間診療所)の業務応援も行います。離島中核病院における総合診療、離島診療所に興味のある方は是非一緒に働きましょう!スタッフ、後期研修医募集中です!
スタッフ紹介
本永 英治(もとなが えいじ)
メッセージ宮古島生まれです。1982年に自治医科大学卒業、初期研修2年間、後期研修1年間、リハビリ専門研修3年間、合計6年間の研修期間以外は沖縄県の離島医療(離島診療所5年間、八重山病院5年間、宮古病院(1998年から25年間))に35年間関わってきました。リハビリ専門の知識・技術を駆使しながら総合的視野に立った統合的医療を実践しております。特に、筋力評価と臨床運動学、臨床筋電図、嚥下造影などの知識・技術を武器に診療しております。住民の暮らしの中に常に視点を置き、患者―医師関係を始め、関係の中での医療の展開を常に基本としております。宮古島の風光明媚な自然環境の中で、家庭医療、総合診療を共に楽しく学んでいきませんか。
役職:沖縄県立宮古病院研修センター長
専門分野:リハビリテーション 総合内科 総合診療・家庭医療
出身大学:自治医科大学
所属学会 資格
日本リハビリテーション医学会専門医・指導医
日本内科学会総合内科専門医・指導医
日本専門医機構 総合診療専門医・指導医
日本プライマリ・ケア連合学会 家庭医療認定医・指導医
日本病院総合診療学会 認定医・指導医
山中 裕介(やまなか ゆうすけ)
住民の方々の”暮らし”の安定が健康に直結することを離島医療で痛感しています。病院での総合診療、診療所での総合診療、僻地の総合診療の能力をミックスして、隙間を埋められるように診療にあたります。
役職:総合診療科 医長
専門分野:家庭医療 へき地・離島医療 病院総合診療 整形内科
出身大学:近畿大学
所属学会 資格
:日本内科学会 総合内科専門医・指導医・専門医試験査読委員
:日本プライマリ・ケア連合学会 家庭医療専門医・指導医
:日本専門医機構 総合診療特任指導医
:臨床研修指導医
:ハワイ大学ー沖縄医学教育フェローシップ終了(第8期)
:東京慈恵会医科大学 プライマリ・ケアのための臨床研究者育成プログラム(2021年期生)
砂川 惇司(すなかわ じゅんじ)
前任地は西表島にある診療所でした。もう一度離島診療所に赴任することが将来の夢です。
総合診療や家庭医療のみならず離島医療に興味のある方はぜひご一報ください!
役職:総合診療科 医師
専門分野:家庭医療、離島医療
出身大学:琉球大学
所属学会 資格
:日本プライマリ・ケア連合学会
:日本内科学会
:米国内科学会
:日本プライマリ・ケア連合学会 家庭医療専門医
:日本専門医機構 総合診療専門医
:日本専門医機構 総合診療専門研修特任指導医
:日本内科学会認定内科医
:臨床研修指導医
:日本DMAT隊員
:沖縄県難病指定医
:ハワイ-沖縄医学教育フェローシップ 修了(第10期フェロー)
総合診療 専門研修プログラム
沖縄県立宮古病院総合診療・家庭医療専門研修プログラム
【日本専門医機構】
沖縄県立宮古病院総合診療専門専門研修プログラム「うぷらうさぎ」
【日本プライマリケア連合学会】
新・家庭医療専門医養成プログラム「うぷらうさぎ」