診療科・部門精神科作業療法室

作業療法(OT:Occupational Therapy)とは?

作業療法は、人々の健康と幸福を促進するために、医療、保健、福祉、教育、職業などの領域で行われる。作業に焦点を当てた治療、指導、援助である。作業とは、対象となる人々にとって目的や価値を持つ生活行為を指す。

精神科作業療法とは?

精神疾患により生活に障害をもった方々に対し、具体的・現実的な作業活動(遊び、創作的なものから日常生活に関連するものまで)を個別あるいは集団の中で利用することで、精神機能、対人関係能力、作業能力などの改善・向上をはかり、その人にとっての「より良い生活」がおくれるように援助するものです。

スタッフ数

作業療法士1名、助手1名

対象者

精神科病棟に入院中で、主治医による処方がある方

治療内容

実施時間

9:30~11:30  13:30~15:30

 

実施形態

プログラムに応じて、対象者全員が参加できるオープングループと対象者を限定するクローズドグループがあります。

 

プログラム

遊悠タイム(創作、音楽、読書、文芸など)、カラオケ、園芸、調理、ストレッチ、レクリエーション、心理教育、個別面接など

治療効果

  • 活動することで体力、集中力がついた。
  • 作品を仕上げられたことで達成感が得られた。
  • 人の話を聞いたり、自分の思いを伝えられたことで自信につながった。
  • 作業に集中することで、気分転換、ストレス発散ができた。